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海外拠点技術者によるパッケージ製造 ~オフショア開発~

 現在私達は体制変更に伴い、様々な課題・問題点を洗い出しては評価・改善を行って
います。その中で弊社の新商品であるリースパッケージ「LSX」の製造方針や手法を見
直す機会にも恵まれました。「LSX」はすでに数社のお客様にて1年以上の稼働実績が
あり、おかげ様で現在、新規のお客様より多くの引き合いを頂いている状況です。来期
以降には、今後の主力商品として積極的にプレゼンテーションを展開します。それに先
立って今回は、システムオプション機能の追加開発について検討していました。具体的
には、オートリースオプションの開発です。

 今までは、国内の協力会社から技術者を集めて開発を行ってきましたが、最近では
技術者不足が深刻で計画通りに開発を行うことが難しくなってきています。
スケジュール通りにコスト範囲内で製造する方法をいくつか検討する中で、海外拠点
の外国人技術者に製造を依頼するいわゆる「オフショア開発」も候補にありました。
さっそく、面識のある開発会社にご協力頂き、現地の技術者たちに会いに行くことに
なりました。

 拠点はベトナムのホーチミンシティです。個人的には19年前に旅行に行ったことは
ありますが、著しい近代化と当時のままの熱気に圧倒されました。
ベトナムは国策として2010年から「IT産業育成」「IT環境強化」を10年計画で行って
いるそうです。現地の技術者と直接打ち合わせをして、問題のない環境と体制が確認
できました。また、ベトナム国産の333ビール(バーバーバービール)は現地の気
候にマッチしていてとても美味しく頂けました。

 現在、プロジェクトはスタートしたばかりですが、体制の概要は下記のとおりです。

 ■日本側
  1.PM     ・・プロジェクトマネージャー
  2.設計SE   ・・仕様設計担当
  3.プログラマー・・製造技術者
  4.ブリッジSE ・・日本とベトナムの橋渡し役の技術者

 ■ベトナム側
  1.ブリッジSE ・・ベトナムと日本の橋渡し役の技術者
  2.翻訳者   ・・設計書等のトナム語翻訳担当
  3.PM     ・・プロジェクトマネージャー
  4.プログラマー・・製造技術者
  5.テスター  ・・テスト担当者

 一番大切な役割がブリッジSEと呼ばれる技術者です。コミュニケーション能力とプ
ロジェクトの推進力が必要となります。ベトナムのブリッジSEは日本語が堪能なので
日本語で仕事を進めていけますが、設計がプログラマーに渡るまでに、ブリッジSEと
翻訳者を通す形になります。ここがいままでの国内でのやり方と違います。しかし、
この体制での開発手法を確立させることが、市場・顧客ニーズへの迅速な対応を可能
にします。
初めてのオフショア開発となりますが、必ず成功させて皆様にご案内致します。

text/島田